札幌新人看護師過労死

2012年4月からKKR札幌医療センターに勤務する札幌の新卒看護師の杉本綾さんは、過重労働によりうつ病を発症し、同年12月に自死。2019年7月、遺族は病院を運営する国家公務員共済組合連合会に損害賠償を求めて札幌地裁に提訴しました。その記録です。

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札幌新人看護師過労死

病院に違反はないと主張 新卒看護師過労自殺訴訟(6)

過労自殺した札幌市の新人看護師の遺族がKKR札幌医療センターを運営する国家公務員共済組合連合会に損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が2020年1月15日に開かれた。病院側は「自殺を予見していなければ責任は負わない」と安全配慮義務違反を否定。
札幌新人看護師過労死

病院側は過重労働を否定 新卒看護師過労自殺訴訟(5)

過労自殺した札幌市の看護師・杉本綾さんの遺族が病院側に損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論。業務と自殺との因果関係が認定されたにもかかわらず、被告側は「規定通り休憩時間を確保していた」「シャドーワークを命じた事実はない」と長時間労働を否定。
札幌新人看護師過労死

札幌の新卒看護師過労自殺の損害賠償訴訟はじまる(4)

過労自死した札幌市の新人看護師の遺族がKKR札幌医療センターを運営する国家公務員共済組合連合会に損害賠償を求めた訴訟の初弁論が、2019年9月17日に札幌地裁で開かれました。労災が認定されたものの、被告側は「安全配慮義務違反はなかった」と主張。
札幌新人看護師過労死

遺族が病院側を提訴 新卒看護師過労自殺訴訟(3)

新卒看護師・杉本綾さんが自殺したのは過重労働によりうつ病を発症したことが原因として、2019年7月29日、遺族と弁護団はKKR札幌医療センターを運営する国家公務員共済組合連合会に、安全配慮義務違反に基づく損害賠償を求めて札幌地裁に提訴しました。
札幌新人看護師過労死

労災認定されるも病院は謝罪なし 看護師過労死(2)

新人看護師・綾さんのケースは看護師が直面している激務の現実を浮き彫りにしたといえる。看護師がうつ病を患う要因は、サービス残業の恒常化、仕事量の過剰さ、新人看護師の教育やサポート体制の欠如、看護学校での授業と医療現場とのギャップなどがあげられる。
札幌新人看護師過労死

異例の労災不支給決定取り消し 新人看護師過労死(1)

札幌の新卒看護師の杉本綾さんの過労死の労災認定を求める裁判は、結審を間近に控えた2018年10月17日に、被告の国が不支給決定取り消しを伝えてきたことで終結した。弁護団によると、係争中に行政庁が自らの決定を取り消す「自庁取消」は異例だという。
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