包括的核実験禁止条約機関(予測シュミレーション)をサイト上に公開しています。
作成したのは、ドイツ連邦政府放射能防護局(BfS)で、詳細説明はこちらのサイトで公開されています(英語版もありますが、この件に関してはドイツ語のみ)。
ドイツ語ができないので、CTBTOのニュースリリースを翻訳します(CTBTOのサイトからのリンクでドイツ放射能防護局の説明にとぶことができます)。
このシュミレーションは、CTBTOの実施している放射能モニタリングのデータと分析を元に作成され、実際の検出結果ではなく、あくまでも予測です。
OTBTOは、世界各国に250以上のモニタリング・ネットワークを持ち、放射能の測定・分析を行っています。
地球儀の画像をクリックすると、3月13日から23日までにどこまで拡散するかの予想シュミレーションがスタートします。
もうひとつは、実際にキセノン133の拡散をCTBTOの測定所した結果を示した地図。
キセノン133は核実験と原発事故で放出され、今回の検出は福島第一原発からだと考えられています。
こちらも、地図をクリックすると、3月12日から20日まで時間を追って画像が変化します。
ここからは原発の話しではないのですが、CTBTOのサイトで、映像作家の橋本功さんが制作した「1945-1998」も観ることができます。
核実験の実施した国と数を表現した映像で、アーティスティックかつ衝撃的。
福島原発事故の放射能汚染は海を越え海外へ
放射能に汚染された空気は、海を渡り、他の国にも影響を与えます。
海外の多くの人が、この事態を固唾を飲んで注視しています。
世界中の専門家にも協力を願い、原発事故の対策にあたってほしい。
原発事故は日本だけの問題ではないのだから…。
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