ちひろ美術館・東京で開催中の「手から手へ展」は、日本の絵本作家たちが中心に作品を募って実現した展覧会です(~8月4日)。
大々的には謳っていませんが、“原発への疑問”を表現した作品も多いです。
昨年はヨーロッパ5カ国を巡回し、今年3月から日本国内の巡回がはじまりました。
総勢7カ国110名、160点の作品が展示されています。
ぜひ作家たちの子どもへの思いを感じてください。
東京の後は、神奈川、京都、島根での展覧会が予定されています。
これに関連するイベントも企画されていて、新しい提案も募集中とか。
「手から手へ展」を最初に呼びかけた、スロバキア在住の絵本作家・降矢奈々さんの作品「内部被曝」。
「希望を与えるような明るい絵は描けない。ゾッとするような、ネガティブで不安になるようなものを描きたいと思いました。今の状況をシリアスに感じてほしいし、私自身忘れないでいたい」
5月25日のトークイベントで、降矢さんはそう語っていました。
荒井良二さんの「ニュー原始くん」。
原画を「手から手へ展」でご覧ください!