「使用済み核燃料再処理政策は変更すべき」と外国人専門家

原子力市民委員会主催の講演会「使用済み燃料乾式中間貯蔵と余剰プルトニウムを考える」に先立ち、フランク・フォンヒッペル氏(プリンストン大学教授・写真左)とマイケル・シュナイダー氏(独立コンサルタント機関代表)が記者会見。

再処理政策を変更すべき理由や代替政策などについての提案がなされました。

マイケル・シュナイダー氏のお話は「フランスのプルトニウム産業」でした。
以前アップしたビデオでは、アメリカにアレバがMOX燃料工場を建設中としましたが、計画は頓挫しているそうです。22億ドルで完成予定が、半分の段階で80億ドル、完成までに180億ドルかかる見込みとのこと。

 

核燃料の再処理継続は”ルーズ・ルーズ”(負け)の戦略
安全性や経済性、核不拡散の面から、使用済み核燃料の再処理政策の転換の必要性を強調。六ヶ所再処理工場へ搬出以外の方法はないという考えがまさに“くびき”。再処理から貯蔵への変換が必要。MOX燃料の使用を継続しするのはリスクを増加させるだけ。

核燃料再処理に関する記事一覧

VIDEO「プルサーマルの現実~生誕地フランスから~

タイトルとURLをコピーしました