「いい男勝負」も楽しもう! 日韓W杯2002年

『北海道新聞』ビバ!サッカー(2002年5月28日)に掲載された記事です。

ラッキーですね、札幌ドームでのワールドカップ(W杯)3試合に豪華な顔ぶれがそろって。
ライブで観戦ができなくても、あの選手たちがこの札幌で同じ空気を吸っているかと思うと、ひとりでにニヤけてしまいそう。
サッカーのルールが分からなくても大丈夫。
たとえ邪道といわれても、私のように「いい男勝負」で楽しむことだってできちゃいます。
お目々パッチリ、濃~いルックスのラテン派イタリアとアルゼンチン、シャープでクールなアングロサクソン系のイングランドとドイツ。う~ん、どちらも捨てがたい…。
ラテン代表は、やはりイタリア選手たち。
個人的には、インザギが好きだけど、甘いマスクのデルピエロにトップの座を譲ります。
「王子様」トッティは補欠でごめんなさい。
イングランドと言えば、何と言っても主将のベッカム。骨折も何のその。超スピードで復帰するなんてカッコよすぎます。
男くささを求めるなら、アルゼンチンのバティ(バティストゥータ)、ベロンやドイツのカーン。度肝を抜く迫力は必見モノ。
また、イングランドのオーウェンやアルゼンチンのアイマールらフレッシュなアイドルにのめりこんでみるのも快感!
外見よりハートよ、という健気(けなげ)な方は、われらがアジア代表のサウジアラビアと、チームワークで感動させてくれそうなエクアドルに声援を。
彼らの強力な武器はサッカーを愛する心。まるでコンサドーレ札幌みたい。熱いエールを送れば、ドサンコ魂が伝わるはず。
一流選手のテクニックに目を奪われたり、麗しい姿にくぎづけになったり。
至福のひとときが過ごせそうな札幌ドームの3日間。
キックオフのホイッスルが待ち遠しい!

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