マッサージの快感にパリジェンヌが唸る

『VoCE』(講談社)2005年7月号に掲載された記事です。

フランスのエリートやセレブが今はまっているのが、指圧やあん摩などの東洋マッサージ。
エステやスパだけでは満足できなくなったのか、ここ最近、マッサージ・カフェやレストランなるものが登場し、流行に敏感な人たちの間で人気を博している。
ばりばりトレンディな店の片隅に、マッサージ椅子がちょこんと置いてあり、プロのマッサージ師がここで10分ほどのクイックマッサージをしてくれるのだ。
また、2004年12月に運行を開始した、パリと南仏(マルセイユ経由トゥーロン行き)を結ぶ高速電車iDTGVでは、不定期だが、サロン車両内でマッサージサービスを行っている。
日頃のストレスを解消し、すっきり気分転換できる。
4時間の旅を快適に過ごせると、乗客に好評だ。
フランス人は揉んだりほぐしたりする技術を、「魔法の手」とか「妖精の手」という表現でべた褒め。
東洋マッサージがあるかないかでトレンディ度を判断するほど。
日本人のハンドパワーって超おしゃれなのかも。

 

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