少子化・育児

「少子化は30年前から知っていた」とは

竹中総務相は、2006年1月22日の閣僚会議の後の記者会見で、「この人口減少社会は実は30年前からわかっていた」「しかし、残念ながら我々政治家、社会は有効な手段を準備できなかった」と。 竹中総務相の言葉に力が抜けました。 そんなに前...
少子化・育児

フランスの育児に協力的な企業

フランスの出生率は、2001年が1.90%。手元にある資料によると、3年連続で上昇している。 1990年代の雑誌の記事で、各企業の育児対策が紹介された。 当時、育児や家事を犠牲にしないで働く環境作りについて多く語られていた。 ...
少子化・育児

少子化対策の目的とは?

「少子化」の言葉に、拒絶反応してしまうのは、たぶん、少子化対策の究極の目的が、労働者確保や高齢者援助としかみてとれないからだと思います。 もちろん、日本経済を支えるために人口が減るのは困るのでしょうが、そのやり方や言い方があまりにも露...
女性

フランスの高学歴女性は…

フランス国立人口問題研究所の「新しい家族の形」に関するシンポジウム(2000年)の資料にある、Olivia EKERT-JAFFE(国立人口問題研究所の研究員)「家族の変化がもたらす経済への影響」の発表で、日本と似た現象を発見しました。 ...
少子化・育児

フランス出生率のからくり

出生率が下がる一方の日本では、フランスの出生率アップがたびたび話題になっています。 そこで、数人のフランス人に出生率についてたずねてみたところ、返ってくるのは、「フランス人が子供を産んでいるわけではない」という答え。 フランスの出生率を...
ひとりごと

「ちょい悪オヤジ」はどこにいる?

W杯でイタリアが優勝した日、ミラノに住んだ経験のある友人から、このようなメールが届きました。 「以前から知っていたけれど、イタリア人はお下品というか、どれを指して“オシャレなイタリア”と言っているのか疑問。あの格好はないでしょ、大人な...
家族

家族作りのモチベーション

恋愛、結婚、離婚といったフランスの記事のほとんどに、「不安の多い現代社会では、カップル生活を心のよりどころにしようとしている」とか、「カップル生活をしながら自己実現を目指す時代」という表現が出てきますが、こうした考え方は日本にないように思い...
家族

ヨーロッパでは家族が話題

先月1ヶ月間で、イギリスやフランスのメディアで“家族”が何度か特集されました。 「家族とは何か?」「新しい家族」といった、家族の価値を見直す内容がほとんどです。 フランスのある週刊誌でも家族特集をしていて、ローマのL’Espress...
ひとりごと

お墓と結婚と家族と

墓参りに行って感じたのですが、日本古来のお墓のあり方が、今の家族の形にそぐわないような気がしてきました。 日本のお墓は家族単位で、女性の場合、嫁ぎ先の家のお墓に入るのが普通です。 核家族で、配偶者の家族とはそれほど行き来がなくても、...
離婚

「フランスでなぜ離婚が多いのか」を精神分析医が分析

ここ数年、男女の差や役割の違い、補完性の大切さが過小評価されすぎている。この数十年の闘いのフェミニズムの結果として、男性の墓場を作ってしまったといえる。今日、男性も女性も自分たちの領域を見出せないでいる。フランスの保守系新聞の記事から抜粋。
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