W杯でイタリアが優勝した日、ミラノに住んだ経験のある友人から、このようなメールが届きました。
「以前から知っていたけれど、イタリア人はお下品というか、どれを指して“オシャレなイタリア”と言っているのか疑問。あの格好はないでしょ、大人なんだから。悪がき達にしか見えない」
現在イタリアに住んでいる友人からは、ローマでの凱旋パレードについて、「デルピエロは上半身裸、インザギは胸をはだけすぎ。どうして彼らはすぐ脱ぎたがるのか。肉体美を自慢したいの?」とのメール。
フランスが負けたから書くわけではないのですが、私もそう思います。
イタリア人=みな素敵、などありえない。
日本では最近、イタリア男性ばかりもてはやされていますが。
パリに行ったとき、粋なフランス男性のスナップ写真でも撮影しようと試みたのですが、すぐにあきらめてしまいました。やはりパリにもカッコイイ男性がいませんでした。
少なくとも、パリジャンにギラギラ太陽は似合わず。
暑さに慣れていないせいか、着こなしがだらしない。
冬にタートルネックを着せたら、それなりにイケてるのに。
ではロンドンなら、と期待したのですが、ここもいまひとつ。
背の高さと顔の引き締まりではフランスに勝っていて、シャツに短パンといったヤッピー風のイギリス男性もいましたが、ほとんどがルーニー似で、お洒落スナップにはならなかった。
ヨーロッパの男性に魅力がなくなったのは、日本の男性がお洒落になったからかも?
でも、いつまでもイタリア羨望でいいのかしらね。
夏はさっぱりイギリスのクールビズ、冬は重ね着フランスのウォームビズ、春秋はイタリアと、テイストを変えてみるとか。
しかし、そうなると、日本人らしさって、どこにあるのだろう。
(2006.07.14 11:58)