「関係を続けるための浮気」は、フランスでも容認(?)なのかもしれません。
以下は、1990年代のフランス女性誌の記事より。
ほとんどの女性は、「浮気」に良心の呵責を感じるが、パートナーとの生活をもう一度見つめ直してみるといい。
彼はいつも一緒にいてくれるか? 彼との生活に飽きてないか? 彼の浮気を嫉妬してないか? セックスに満足しているか?
ノーが多ければ、浮気をする決心もつくだろう。
愛人を作る6つの必要性
1)恋愛はドラッグのようなもの。数日間がまんできる人もいるし、1日で死ぬほど苦しむ人もいる。「恋人となかなか会えない」「夫が仕事で忙しい」 待ちくたびれるのは心身に毒。待つのが辛いと、相手を徹底的に非難することになりかねない。愛人がいれば、待ち時間は短く感じるはず。空虚な時間を利用し、誰かと会い、違う喜びを見つけるのは、罪ではない。
2)性欲は人それぞれ。カップルには、ときどきズレが生じる。男女のホルモンのリズムが違うのだ。一緒に暮らす男性が、いつも自分と同じように性欲を感じるとは限らない。彼が“したくない”時期に、無理に要求して相手を悩ましてはいけない。そんなときは、愛人と楽しむ。何も知らない夫は、あなたが理解的で、思いやりがある女性だと感謝するだろう。
3)熱情は、日常生活で薄れていく。情熱はやさしい愛に変わったと納得するが、次第に全ての感情を失う。そして、不安やストレスとなり、ついに、全ての欲望がうせてしまう。絶滅寸前の関係を救うのは愛人。刺激が戻れば欲望も復活する。愛人から吸収した喜びを、本命の彼と分かち合うのだ。
4)22%の女性が、浮気を夢見ている。それなら、いっそのこと、浮気してしまったほうが健全。夫以外の男性に思い焦がれ、行動を起こさないほうが危険で、本命の彼を裏切っていることになる。通りすがりの浮気は、愛を強化できる。幻想を抱き続けると、現実の関係が崩壊する恐れがある。気になる男性とは寝てしまった方がいい。想像と現実は違い、期待外れに終わることが多いのだ。
5)嫉妬を抱いて暮らすと、神経がすり減ってしまう。彼が浮気性なら、女の貞節は何の意味ももたたない。彼をだませば、自分ばかりが被害者だという悲嘆が少なくなるはず。気が楽になり、配偶者を許す気持ちも生まれるだろう。夫に嫉妬させるのも悪くない。
6)愛人を作れば、日常生活を刺激的にするだけでなく、危機を乗り切ることができる。長い夫婦生活において、愛人の存在は、欠くべからざる要素ともいえる。
でも、愛人はあくまでも愛人。本命の彼との関係をリフレッシュし、楽しく長続きさせるための“起爆剤”であり、本当の関係を壊すものであってはならない。これが浮気のルール。
そこで、愛人向きの男を見極めるべき。旅行中の外人。既婚者。1回で終われるタイプ。反対に、学生や失業者はエネルギーと時間があり余っているので、しつこく追い回される可能性があるのでタブー。
してはいけないことも、しっかり心得ておく。罪悪感を抱いても、配偶者に浮気の全て告白してはいけない。セックスにはまってはいけない。そして、愛人に本気になってはいけない。必ず終わりがくる。愛人と結ばれるなんて映画の中でのことだと割り切ること。
(2005.03.17 00:07)