働く女性について(1987年)

忘備録として、こんな文章が残っていました。
一般企業を退職し、半年間の派遣社員が終わる頃に書いたもの。
同月、情報誌のアルバイトをはじめ、その後、ライターに。

働く女性について(1987年3月4日)

女の雇用については、ますます男性との差がなくなって、進出の道が開かれているような気配はある。実際、男女雇用機会均等法という法律もでき、去年から実施された。

では、現実はどうか?

表向きは、そう謳っているいるかもしれないが、そんなにうまくいってないのではないだろうか。

長く長く守られてきた企業の規程がそんなに簡単にChangeするわけがない。

たしかに、今まで、私たちの先輩たちは、女性の職場での地位確立のために、がんばってくれたと思う。
時代の流れも取り入れられ、私の知らない時代の職場に比べ、ずいぶん働きやすくなっているのだろう。

ここで問題なのは、今の女性の大半の意識である。
社会でいわれているほど、自立をめざしている人は少ないのではないだろうか。
”甘え””逃げ”の部分は捨てきれない。
どこかで、頼りにする人を求めていると思う。
企業が女性をうけいれないのか、女性が企業をうらぎっているのか。
これはコロンブスの卵のようなもの…。

まずは、人のせいにしないで、自分自身をみつめなおすことが大切だと思う。

(2005.12.10 17:16)

過去の調査結果でも女性は「ずっと仕事をつづけたい」と
1976年11月の内閣広報室調査によれば、「男は仕事、女は家庭」に同感しない者40%、女性が仕事をもつことが地位向上につながるに59%が肯定。この調査を尊重した政策を行っていたら、いまごろは本当の意味での"女性が輝く社会"になっていたかも。
キャリア・ウーマン90年代から言いつづけていること
仏大統領の同伴者を、“事実婚のパートナー”といちいち但し書きするセンスがまったくわからず。 この日本は何が変わったのだろう、と、1990年ごろの雑誌をペラペラめくってみた。 女性の就職情報誌『サリダ』の記事の見出しがおもしろい。 なか...
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