フランス離婚事情:離婚で落ち込まないために

1990年代のフランスの雑誌によると、男性が離婚したいと要求するときは、愛人がいる場合が多いそうです。それ以外の理由で離婚したがる男性はめったにいないとか。

以下、その説明。
恋愛は、大きく2段階に分けられる。

第1段階は、感情的、衝撃的、情熱的な愛で、欲望が頂点に達している状態。
次の段階は、穏やかで、友情的な、やさしい愛。日常生活的な愛。

プレイボーイ(死語っぽいけど)タイプは、1から2の段階に移る過程で飽きる。そして、若い愛人を作ることになる。

こういう男と結婚した女性は、夫婦になったとたん、会話がなくなると感じる。

このような男は、家庭や夫婦関係に興味も愛着もなく、仕事を優先しがち。離婚すると、独身生活が快適になり、再婚したがらない人が多い。

フランスでおすすめの離婚後の落ち込みを防ぐ方法

ボーとしすぎず、熱中しすぎ、子供に集中しないこと。自分の殻に閉じこもらないこと。

現実を受け止め、人生を冷静に見つめる。悲しみでいっぱいになり、絶望するのは当り前。でも、この苦しみは一時的で、これからもいいことはあると考えるようにする。精神が不安定なら、躊躇しないで精神科医に相談すること。

元夫や過去の夫婦生活を理想化してはいけない。過去を白紙に戻そうとしたり、夫婦生活を否定したり、人生をやり直そうと考えるのも禁物。

元夫とどうなったのか、離婚の決断にどうして至ったか、別れで何が終わったかを反省すべきである。そうしなければ、同じ過ちを繰り返すだろう。

悲観的になってばかりいないで、新しい相手を捜そう。ただし、短期間で見つかると思わないこと。恋愛するには、空白期間も必要。失った愛を忘れる時間を作らなければならない。
あくまでも雑誌の記事です。実際、そんなにうまく乗り切っているかは疑問。

(2005.03.05 01:54)

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