フランスの女性誌で､「日本のセックスレスカップル」が４ページにわたり特集されたことがあります。テレビドラマ「義務と演技」を例に、日本の状況を紹介していました。
驚いたことに、フランスでも、若い世代にセックスレスの傾向がみられるとか。
1993年の調査によると、一般的なフランス人のセックス回数は週２回。女性の平均は１ケ月７回なのだそう。その一方で、１年以上セックスレスのカップルは５％。また、夫の1/3、妻の2/3がセックスへの興味低下を告白。
フランス人もお疲れ気味。
女性は、仕事や育児、家事などでエネルギーを使い果たし、夫と寝るのが面倒くさい。
男性は、仕事だけでなく、コンピュータや車、映画など趣味が多様化。
忙しさを理由に、二人きりの時間を作る努力が欠けてしまっているのだ。
セックスレス解消法は？
お互い了解しているなら問題ないが、悩んでいるのなら、セックスの喜びを取り戻す努力をしなければならない。セックスは、カップルがいい関係を築く上でとても重要なファクターなのだから。
日常生活は、いつも官能的というわけではない。だから、官能的な関係を維持するのは超人的な作業なのだ。起爆剤となる“工夫”で、マンネリ生活を防ぐ必要がある。
まず疲労解消を心がけて
セックスレスの最大の悪因は疲労。だから、仕事を完璧にやろうとしないで、体を休め、余暇時間を作るようにする。元気を回復したら、好奇心の向上に努める。夫婦間のセックスは、自作自演の二人芝居のようなもの。いつも同じシナリオでは飽きるのは当り前。“誘う人”“誘われる人”を夫と面白く演じ続けよう。
また、甘い言葉や優しい行為で気分が大きく変わる。花束を贈ったり、職場に電話を入れたり…。スキンシップや一緒にシャワーを浴びるなども。
夫婦関係を長続きさせるには、セックスが大切。短期的な情熱的なゲームではなく、永遠のコミュニケーションなのだそうです
（2005.02.17 01:00）
