「愛人」という言葉を無意識に使う人たちへ

先日、「秘密保護法案」に反対する講演会に参加したときのこと。
パネリストの男性方から、秘密にしておきたい個人情報として、「酒と借金と愛人」というのが何度も出てきました。

これって、男の論理ですよね。
秘密にしたいような愛人など作るな!

女性の場合、「酒と借金」はありでも、「愛人」とは言いません。
「愛人」という言葉を使う人は、この表現が女性蔑視だということに気づいてないのでしょうね。

リベラルで人権派の方たちによる別のシンポジウムでは、「浮気は男の甲斐性」という発言で盛り上がったときもありました。

しみついてしまってるのでしょうね、こういった考え方。右とか左とか関係なく。
同じ方を見ている人たちから、ときどきこういうカウンターパンチを食らわされると、心底ヘコみます。

女性(というか、男性社会のなかの弱者)は、秘密保護法や脱原発といった問題だけじゃなく、プラスαの闘いもしなくてはならないのです。
疲れます…。

(2013.11.12 08:52)

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