1976年の女友だちとの交換日記から

中学生のときの女友だちとの交換日記が残っていました。
くだらない話ばかりですが、そこから2つだけ、引用します(2つしか引用できるものがなかった)。

1976年9月?日
男子ってあまりうるさい子好きじゃないみたい。そう考えていくと、私なんかぜんぜんだめだね。

1976年10月28日
そくばくされたみたいで、いやだもん。私だって、自由になってもいいんだから。…お互いそくばくされるのっていやだなー。

<友人から>
かよこさんの言うとおりだ!~~~みんな自由なんだ!

日記には男子の話も多く、そこには男尊女卑といったものは感じられません。
実際、小学校、中学校時代、通っていた学校は男女仲が良く、どちらかというと女子のほうが強く、性差別で嫌な思いをした記憶はほとんどありませんでした。

もうひとつ、別のノート(交換日記ではなく)にこのような文章も。

1977年4月21日

私は私
そう 私は私だから
他の人と同じことをしたり
まわりの人の目を気にしたりするのは
やめよう

私は私
個性をもって
他の人と違うことを
やってみたい

この頃、少女漫画の影響もかなり受けていたと思います。

(2005.12.10 17:15)

70年代の少女漫画で描かれた女性の自立
「ベルサイユのばら」「はいからさんが通る」などの少女漫画は、女性の自立をさりげなく描いている。こうした女性たちの要求が反映されていたら、いまごろ日本は、男女平等指数ランキングで不名誉な結果にはならず、男女の格差がなくなっていたかもしれない。
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