このブログで、フランスの不倫や恋愛、家族について書いてきましたが、本人はちょっとウンザリ。たぶん、読んでいる方もそうでしょうね。
これらの記事はほんの一部です。
フランスでは、このような恋愛や人間関係のテーマが雑誌や新聞、テレビで毎度毎度語り続けています。
まるで政治や経済と同格のように、フランス人は大真面目に議論するのです。
日本では、「女子供のくだらない話し」とちゃかされてしまうテーマです。
その違いは何なんだろう?
政治や経済を動かすのは人間で、人間形成には、恋愛や家族、友人関係が大きく影響します。
犯罪や自殺の原因も、愛憎問題や家族崩壊だったりする場合が少なくありません。
だから無視できない。というのが、フランス式なのでしょう。
日本では、恋愛の話しなんて週刊誌のゴシップ止まり。根本的な点を追求したがらないですね。
規制や法律で押さえ込むだけで、もろもろの問題は解決するのでしょうか?
そう考えたら、たかが恋愛、では片づけられない…。
というわけで、また明日から、フランスの下世話な話を続けたいと思います。
(2005.03.07 00:45)