結婚願望は消滅しない?

フランスでは、カップルの約半分が、ユニオン・リーブル(自由結合)やコアビタシオン(同居)と呼ばれる事実婚です。
法的な権利も、結婚とあまり変わりません。
パクスは、同性愛者の事実婚にも適用されます。
結婚観が変わり、法律も整い、さらに結婚へのこだわりが薄れても、フランスの出生率は上昇しています。
婚外子への権利も確立しているからです。
日本の結婚観は、意外と変わっていないような気がします。
人と住んで男女関係や親子関係を築くことより、「結婚」が最終目的なのでしょう、今でも。
とはいっても、昔ながらの結婚はイヤで、婚期は遅くなるばかり。
そういえば、フランス語や英語で婚期という言葉は使いませんね。
意味がないから。
結婚をしなければ、子供を産まず、少子化は進みます。
果てしなく悪循環ですね。

(2005.12.15 17:48)

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