フランスが伝えた国際女性デー

久しぶりにBSのフランス国営テレビのニュースを観ました。

3月8日は国際女性デー(日本ではほとんど話題にならないのですが)だったため、10分ほどのニュースの半分は女性の話題。その内容がちょっと興味深かったので、紹介します。

ただし、ヒヤリング能力が乏しく、さわり程度ですが…。

・イタリア人記者関係
・トルコでの女性デモの取り締まり
・フランスの25歳女性村長
・クウェートでも女性デモが
・イラン女性の美容手術人気

イラクで死亡したイタリア人の国葬のニュースでしたが、女性という意味では、あまり若くない女性記者が、イラクで取材できるという環境がうらやましい。

トルコのイスタンブールで、権利を主張してデモをしていた女性たちを、取り締まる警官たち。頭を蹴る、殴る、引きずり回すと、衝撃的な映像でした。トルコは嫌いではないけれど、暴力はいけないでしょう。EU加入を目指しているわりには、人権という点で問題多し。これはかなりのイメージダウンです。

フランスには36560(1997年1月現在)の市町村がありますが、女性の市町村長が4076人で、2001年以前の2751人に比べ、大きく増加したそうです。アルプスに近いPont d’Heryの村長は25歳(最年少)の女性。この村の人口は216人で、少ない予算で除雪対策をするなど、苦労も多いそうです。でも、若い者に村長をやらせてみようと考える村民も立派。ちょっと訪ねてみたくなります。

イスラムの国クウェートでも、女性の地位向上を目指すデモが行われました。プラカードを持ったち女性たちは元気です。

最後は、イランの女性たち。最近、美容整形をする女性が増えているそうです。ヴェールで顔を隠す習慣があるのですが、テヘランあたりでは、顔全体ではなく、スカーフで髪をおおう程度の女性も多くなってきたとか。顔を露出するようになり、美容整形に走る女性が増加したという話し。鼻の整形が一番人気だとか。

イランについては詳しくないので、もっといろいろ知りたいですね。整形しなくても、十分美しいと思うけど…。

ちなみに、イランは女性議員が12人(男性279人)。サウジアラビアに比べ、イラクは女性の社会進出が進んでいるといいます。でも、議会には、黒いヴェールをつけなくてはいけないそうです。

(2005.03.09 00:13)

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