多くの人、特にヨーロッパ人は、フランス人をよっぽどの恋愛狂だとみなしているようです。
でも、「フランス人と一緒にしないで」と言うその裏には、「自分たちの愛は狂喜ではないと正当化したい意図」が潜んでいるような気がします。
イギリス人はよく、「フランス人とは違う」と気取りますが、確かに違うけれど、イギリス人の愛も理解しがたいときがあります。チャールズ皇太子の行動が良い例ですが。
フランス人の頭の中は恋愛のことばかり、と知りさえすれば、それはそれで単純で、他の国の人たちよりわかりやすいというか。
「フランス人とは別」と断言しながらも、いつも恋愛モードで全身フェロモンのフランス人が、少しうらやましいのではないか、と私は思っています。
ところで、西欧人にもモテる国とそうではないのがあるようです。
以前住んでいたパリのアパートが、中庭をはさんでホテルだったため、外国人の会話がときどき耳に入ってきました。安いホテルで、夏場は若い人でいっぱいでした。
ある暑い夜、窓を全開にしていたら、若い女性グループと、別の部屋の若い男性グループのナンパ合戦が聞こえてきました。どちらも英語圏出身ではない様子。
しばらく楽しそうに会話していたのですが、女性グループが、男性たちの出身国を尋ね、「オランダ」と答えたとたん、一瞬沈黙があり、女性たちのテンションが一気に下がりました。
あまりにあからさまだったので、オランダ男性に同情したぐらい。
男性たちも、それを察し、会話は自然消滅してしまいました。
女性たちはカナダ人(たぶんケベック出身)だったのですが、カナダ人にとってオランダ男性は魅力的ではないらしい。
じゃ、どの国の男なら満足だったのだろう? イタリア人かな?
出身国でバッサリ切るなんて、シビアですよね?
西欧の男性たちも、いろいろ苦労しているようです。
(2005.06.27 11:47)
