記事

スポンサーリンク

世界の庭(ヨーロッパ編12):個性の庭の時代

20世紀、庭園の目的は多様化し、美観を追求しながらも、人間生活に直接役立つべきものという考えが主流となる。公園の重要性は増し、新しいタイプのオープンスペースが次々と登場する。スペインのグエル公園、パリのジャルダン・デ・アールを紹介。

世界の庭(ヨーロッパ編11):フランス印象派の庭

19世紀末、美術界で印象派画家が活躍し始めた頃、園芸の分野では、ワイルドガーデンが新しい様式として注目されるようになる。植物そのものからのインスピレーションに頼る手法の感性豊かな庭園が、フランスのアーティストを中心に造られることになる。

世界の庭(ヨーロッパ編10):公園の発達

19世紀、権力者はもはや大庭園を独占できなくなり、一般市民が寛ぐオープンスペースが必要とされ、レジャー向けの広場が次々と誕生した。広々とした野原と帯状に植えた樹木で構成される風景式庭園が多く、樹木で囲んだ公園内には、いくつかの花壇を設けた。

世界の庭(ヨーロッパ編9):イギリス王立キューガーデン

国立キューガーデンは、1840年に本格的に一般公開された。オープン当時、年間300万人が訪れたそうだ。約3.5ヘクタールの植物園は、世界最大の植物コレクションを誇り、「鑑賞」「教育」「科学研究」という3つの目的は創立当初から変わっていない。

世界の庭(ヨーロッパ編8):イギリス風景式庭園

自然の風景を基にしながらも、中国風建築を設置したり、遠近法も取り入れりする新しい庭園様式は、イギリスで誕生し、急激にヨーロッパ各国に伝播していく。フランスでも、ヴェルサイユ宮殿のアモーやシャンティイ城などこのような庭園がたくさん造られた。

世界の庭(ヨーロッパ編7):フランス式庭園の影響

ヴェルサイユ宮殿の完成後、フランス式庭園が大流行となり、イギリスでもその影響を受けた庭園が多数生まれた。イギリス人園芸家は、フランス様式を自国の風土に適応させた。ハンプトンコートおよびケンジントン宮殿の庭園、グリニッジパークなどにそれがみられる。

世界の庭(ヨーロッパ編6):フランス式庭園

イタリアより約一世紀遅れてルネサンスが始まったフランスでは、イタリア式庭園の模倣時代がしばらく続い造園家アンドレ・ル・ノートルにより、フランス式庭園が確立していく。ヴェルサイユ宮殿、シャンティイ城、パレロワイヤルなど代表的なフランス庭園が誕生。

世界の庭(ヨーロッパ編5):イタリア式庭園

イタリア式庭園は、15世紀、フィレンツェで生まれた。特徴は、イタリア露壇(テラス)式を斜面に沿って幾段かに重ねた立体的な構造にある。ピッティ宮殿の裏側に広がるボーボリ庭園は、イタリアはもとより、ヨーロッパ庭園のお手本となったイタリア式庭園だ。

世界の庭(ヨーロッパ編4):ノットガーデン

シェイクスピアが晩年暮らしていた、ストラットフォード・アポン・エイボンのニュー・プレイスの庭はノットガーデンという。中世後期から庭園は明るく陽気な雰囲気をまし、長方形の花壇を組み合わせたのが典型的様式のノットガーデンが造られはじめた。

世界の庭(ヨーロッパ編3):修道院野菜園

中世の修道院庭園の原型をとどめているのが、ヴェランドリー城の野菜庭園だ。西洋ネギの青、紫キャベツとビートの赤、にんじんの葉の緑などの天然色が、彩り豊かなレイアウトを作り出している。また、低い潅木で作るラビリンズ(迷路)も見ることができる。
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました