70年代の少女漫画で描かれた女性の自立

「フランス革命」を知ったのは、『ベルサイユのばら』を読んで。

そういえば、オスカルはフランス革命で反旗を翻したんだった。
部下に向かって言った言葉(フィクションだけど)。
「さあえらびたまえ。国王の貴族の道具となって民衆に銃を向けるか、自由な市民として民衆とともにこの輝かしい偉業に参加するか!」
「祖国のために民衆とたたかおう‼ 歴史をつくるのはただひとりの英雄でも将軍でもない、われら人民だ」

「平塚らいちょう」は、『はいからさんが通る』を読んで知った。

花緒の同級生・環はこう言う。
「わたしたちは殿方にえらばれるのではなく、わたしたちが殿方をえらぶのです。そのための勉強ならいくらでもします」

40年前のこれらの少女漫画は、女性の自立をさりげなく描いている。
当時、私は小学生。子ども心に、女性が活躍できる社会がくると信じてたような気がする。
こうした女性たちの要求が反映されていたら、いまごろ日本は、男女平等指数ランキングで101位という不名誉な結果にはなっているどころか、スウェーデンなみに男女の格差がなくなっていたかもしれない。

先日亡くなった藤圭子さんがデビューしたのはこのころ。
当時希望に満ちていた女性たちが、50代、60代をどう生きていいのか。
藤圭子さんの生き方は、年を重ねた女性のこの国での生きずらさを表しているようにもみえる。
若いうちは“若い”というだけでチヤホヤされるけどね。
介護疲れで命を絶った清水由貴子さんのときもそうだったけど、他人事とは思えないです。

(2013年8月25日)

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