ジャン=ピエール・セルヴァンテス (CRE Avignon代表、2012年3月11日のリヨン~アヴィニョンの「人間の鎖」発起人のひとり)
アヴィニョンでは、福島第一事故の数日後、一週間後ぐらいに、「人間の鎖をしよう」と思いつきました。日本との連帯するために、さらにはフランス人とも連帯するために、毎月、事故が起きた3月から脱原発するまで、人間の鎖をやろうと決めました。
1年間、アヴィニョンで人間の鎖をやってきました。最初は150人でしたが、400人、600人、800人、ついには1000人が参加するようになりました。
ヴァランスで脱原発の運動をしている人たちとの出会いがあり、「アヴィニョンからリヨンまでの人間の鎖」を企画しました。
この鎖は、本質と形態を表しています。本質というのは、脱原発であり、再生可能エネルギーへの変換であり、エネルギー経済です。形態としては、立ち上がることであり、手を取り合うことです。
人間の鎖は、たくさんの意味を象徴しています。
脱原発のアクション、連鎖的なアクション、そして人間が鎖でつながるというアクション。鎖は束縛のシンボルでもあります。鎖は人間の自由を束縛します。
人々はいつも反原発の闘いの外にいるので、人間の鎖に加わることで、そこに参加することになります。この人間の鎖のアクションをすることで、少しずつ、雪だるま式に大きくなり、フランスのあちこちに人間の鎖が作られ、アヴィニョンからリヨンまでの巨大な人間の鎖へと成長しました。
3月11日には、世界中のあちこちで人間の鎖が作られ、日本でも再稼動への反対運動のために、人間の鎖が行われると聞いています。
福島事故以前は、私たちの団体は反原発運動をしていませんでした。多くの環境団体にとって、反原発の優先順位は高くはなかったのです。毎年定期的にチェルノブイリ・デーを催してきましたが、50人ほどの小さな集会でしかありませんでした。福島事故は、すべてをひっくり返しました。まぎれもなくスタート地点になりました。福島事故が本当に、意識を高めるきっかけになりました。
2012年3月9日、アヴィニョン市役所、フランス脱原発全国集会にて
(2013年11月24日)